空気
こんばんは。
まただいぶ間が空きました。
久々に書きます。
書きたいことが多すぎるので、また長くなります。
飽きたら無理せず、そっとホームボタン押してくださいね。
なんかもう去年くらいからいろんなことがだーっと起きていて、僕自身ついていけてないです。家族の問題だったり、彼女の問題だったり、そして仕事の問題。
全部が一気にやってきてる感じで、苦手なブラックニッカをジョッキで一気しろってべろべろになった先輩から言われるくらいの無理な一気。
もう勘弁してくれって。そんな感じです。
ちょっと弱ってたのもあって、20日から東京に久々に行って、いまさっき帰ってきてこれを書いてます。4日ぶりの郡山は、一段と寒くて、冷たく感じる気がする。
20日 会いに来た
みんな仕事なのわかってるけど、早めに郡山を出て、高速バスに揺られながら窪美澄さんの「やめるときもすこやかなるときも」って小説を読破。
タイトルから見ても分かるとおりに恋愛小説なんですけど、窪美澄さんの文章はリアリティと展開が面白くて、「ふがいない僕は空を見た」とかも好きだったのでTSUTAYAで即買い。
過去の恋愛にトラウマがあって、寂しさが募るとお酒を飲んでバーで女の人を口説いて寝てしまう家具職人の男と、32歳で男性経験のない印刷会社の営業の女性の話。
お互いにコンプレックスやトラウマがあって、そんなふたりが近づいたり離れたりしながら、少しずつ噛み合っていく、その経過がすごく丁寧に描かれていて。
まあ、おすすめしたいな。
なんて思っていたら東京着いて。
久しぶりにきた東京は、やっぱり色が多く見えて。ビルが高くて、人が華やかに見えて。それはきっと今の僕は自信がないからなんだろうと思うんだけど。
なんかみんな好きなことを仕事にしているようにさえ見えて、天気は悪いのになんか眩しく見えた。
みんなが仕事が終わる時間に合わせて渋谷に行って、「まるこ」って居酒屋に。
人気でなかなか入れないらしいんだけど、小柴の段取りのお陰で堪能できた。ありがとう!
迫田も遅れる、小柴も遅れるで一人の時間長かったけど、仕事終わりに来てくれて嬉しかったし楽しかったなあ。
人気店だけに2時間で追い出されて、「ノスオルグ」ってところに移動。
そんなタイミングで、岳がきて。
相変わらず明るくて楽しい。笑
しかも、サプライズゲストで眞も来て、一瞬「え、ここ郡山だっけ?」ってなるくらいには眞はもう安定の存在感。驚きとほっとするみたいな気持ちで変な声出た。
意外と高い会計を済ませると、西勝が仕事終わって車で迎えに来てくれて、ラーメンしばいて岳の家。もうせっかく西勝来てくれたのにすぐ寝ちゃってほんとごめん…
またゆっくり話がしたいので会いに行きます。
みんなの暖かい空気で、呼吸するのが楽だった気がします。
21日 やっと会えた
岳を見送って、眞を見送って、その足でZepp TOKYO。
待ちに待ったMy Hair is Badのミラクルホームランツアー!初マイヘア!もうこの日をどれだけ待ったか…
一般は3秒で売り切れたって話だし、人気が出てきて嬉しいけど寂しいみたいな気持ちになりながら物販に並んで、念願のロゴTをゲット。(終わったあと見たらコーヒーみたいな染みがついててキレそう…)
17:00に開場。そこから開演までの1時間は人生でもかなり長く感じた1時間で、始まってからの2時間は人生でもかなり短く感じた2時間だった。それだけ好きなんだなって感じながら思い出す。
「ホームラン打ちに来た!最高の1日にする。」
の一言から始まったライブは宣言通りの予告ホームラン。
CDで聞く何倍もかっこよくて、心臓に響いてくる音だった。椎木さんの言葉を一言も逃さないように、瞬きもしないでステージを見つめて、集中して耳を澄ましてた。
「最近男の人増えて嬉しい。みんな元カノのこと”思ってるよ 見てるよ ずっと見てるよ”とかに共感してくれたの?」なんて冗談も
”運命”って曲の前に言った「運命って信じますか?」も
”幻”って曲の前に弾いた「あなたが良かったな、そう思う。あなたが良かったよ、そう思う。あなたが良かったなんて、そう、今でも思う。そんな恋で良かったな。」って語りも
新曲”いつか結婚しても”の「大好きで 大切で 大事な君には 愛してるなんて言わないぜ なんだか大切で 退屈な毎日でも 毎朝僕の横にて」も、いちいちえぐられました。
はい、共感しちゃってますし、いい意味だけじゃない運命信じてますよって思うし、あなたが良かったなんて思える恋したいしそういう恋にしたかったなと思うし、退屈な毎日でも朝横にいてくれたらそれが幸せだって思える人と会いたいし。
まだちょっと(ちょっとじゃないけど)元カノとの事思い出してて、忘れたいのにって思ってたけど、多分忘れたくないんだなって思って。初めて同棲して、短い期間でも先を考えてくれるほどに自分を認めてくれてた、認められてたって事を忘れたいくないんだなって思って。自信がない今だからこそ、そんな風に思い出しちゃってるんだろうなって、なんかストンと腑に落ちた。
あの子に未練があるんじゃなくて、認められてたあの時の自分に未練たらたらなんだなって。
ださい。
かっこよくなりたい。
やっとマイヘアと会えた。たくさん考えさせられた。
最高でした。最高の日だ。最高の日でした。
アンコール後、また出てきてくれて最前列で見た椎木さんを忘れないです。
あの投げかけられる言葉に、息が詰まりながら目を話せないで食い入ってしまう独特の空気を感じれてよかった。
ありがとう。
そんな最高の2時間があっという間に終わって、すぐに渋谷に。
久々の一志ともう長いこと知り合いみたいなはるかちゃん(「ツクル」って記事で紹介したイラストレーターさん)と3人で「巌」ってお店に。
はるかちゃんおすすめのここはとっても良かった。隠れ家風で、料理も美味しいし、思ったよりも安いし。
お酒も進んでみんなでそれぞれのことを知っていけた場の雰囲気はとっても心地よかった。たまにしーんとなったけど、嫌な沈黙じゃなかったのは2人のおかげだね。
ありがとう。2人の新鮮な空気でリセットできる気がした。
また会いに来るね。
仕事があったはるかちゃんと解散して、一志とほか2人とカラオケ。
やっぱりうまい…
恥ずかしくなるほどうまい…
大学生に戻ったみたいに楽しんで、朝までいけた体力にほっとしながら一志の家に宿泊。
22日 断念してよかった
7:00に寝て、起きたら15:30。(なにやってんだ…)
台風近づいてきてて雨もすごいし、とりあえず帰るのは明日にしてゆかちゃんと彼氏のりょうへいくんと一志と4人で飲みに。
この日はあれだな、仕事の話が多かったな。卸をしてる彼と幼稚園の先生のゆかちゃん、SEの一志、それぞれがそれぞれに頑張って、悩みとか不満がありながらもその中で居心地良く生きてる感じ。
自分には柔軟性があると思ってたけど、そんなことないやって感じて。これからに活かしていかないといけない気づきのヒントをもらった気がする。
ありがとう。
今日は柔らかさとピンと張ったような空気だった。メリハリがあってあと5時間はいけたと思う。
会えてよかった。
(写真取っておけばよかった…!!!!)
23日 はあ、もう帰るんだ
朝、一志を見送って東京駅に。
もう昨日から帰りたくなんかなかった。
今の自分にとっては住みづらい、働きづらい街になってしまった郡山に戻るのが嫌だった。
出ていった元カノが住む街で、自分の自己愛と不甲斐なさに気づかせてくれた元上司の住む街で、狭すぎる街で、生きていくのかなとか考えて。
でも過ぎたことだけに気を取られてるわけでもなくて、近くにいてくれている友だちとか、家族とか、協力してくれる人もいる。それを考えたらやっぱり帰りたくもなるし。
最後はちょっと後悔と未練の空気。
あの子と話したときの最後の空気に似てた気がする。まだ終わりたくないなって思いながら、終わらせなきゃって思ってた、あの時の感じだった。
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そんな事考えながら、高速バスで4日ぶりの郡山。
ただいま。
やっぱり帰ってくるのはここなんだと思う。
東京とは全く違う空気が郡山にはある。
落ち着いていて、のどか。緩やかな空気感。安心感もある。そして近い。そんな柔らかくて暖かい色の空気がある。それが好き。好き、だけど 。
東京の眩しさに惹かれるところもあって。みんなが働いていることに誇りを持って、口だけじゃない仲間でいるように見えて、友だち・仲間って言葉にかまけて思いやりを忘れているようなこともなく、でもなあなあなんてことはない、キラキラしてるように見えた。
満員電車はやっぱり窮屈だったけど、一歩駅をでればそこは想像以上に広い感覚だった。
なんでもできそうで、なんにもできなさそうないい不安感を感じる様な広さで。
たくさん裏切って、期待に答えられなくて、失望もされて、自分で自分に失望したりもして、今はなにもない。
そんな状況だけど、そんな状況だからこそ、何をしたいのか、どんな空気を吸って、どんな空気と言葉を吐いて、生きていくのか考えないと。
妥協はしちゃいけないって言われた。
妥協をしているつもりなんかなかった。
今も妥協をしているつもりなんかない。
だからこそ誰が見ても、特にお世話になって来た人たちが「お。あいついま妥協しないで生きてるな」って思うように、妥協してないって思いながら生きていたい。
できないこと、不満、恨みつらみ、否定、見下す。
そんな言葉ばかり吐くような人にはなりたくない。
素直で、率直で、かっこよくありたい。
どんな空気を吸っていこう。
リセットじゃなくて、リスタート。
”空気”
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